オーストラリア交換留学中の話。

 

 

留学したいけどお金がない!って人、結構いると思う。

 

私もそうだった。

大学の学費も払えない家だったので、(大学自体奨学金で入学したし)留学なんてまず無理。

でもワーホリもなんかなー、ってかんじだったので、自力でアルバイトで留学資金をためて留学することにした。

 

オーストラリア10ヶ月留学いくのに、確か1年弱くらいで150万円位?ためた記憶がある。

仕送り無しだったから、自分の生活費+月10万くらい貯金って、相当働いてたなぁ。

月に平気で200時間以上働いてた。若いってすごい。

 

そんなかんじでバイト三昧で、学業は正直疎かにしてたけど(笑)

結論、お金がないから無理だと諦めず、行ってよかったな、と心から思う。

 

留学して良かったな、と思うこと。

 

英語力がつくのは勿論、自費で留学したことで、いい意味で自分を追い込めた。

せっかく頑張って自分の意思できたんだから、とにかく実のある留学生活にしようと思って、授業をさぼったりは全くしなかった。(当たり前だけど)

あのしんどいレポートやプレゼンをやりきったからこそ、短期間でもある程度の英語力がついたんだと思う。

 

正直帰国子女なんて死ぬほど世の中にはいるので、たった1年くらいの留学の英語力なんてたいした武器にはならないけど、それでもあれだけギュッと勉強した濃密な期間っていうのは後にも先にもないと思うので、自分の糧になってるかと。

 

あと、私の場合、留学したことで、日本は本当に恵まれていて、将来はやっぱり日本で働きたいな、という気持ちに気づけたのも大きかった。

行ってみないと、わからなかったと思う。

 

若いうちって、なんとなく海外に憧れて、っていう人が多いと思うので、その「なんとなく」を確かめるためにも、留学は良い手段だと思う。

 

あの時お金がないからといって留学を諦めてしまっていたら、絶対後悔し続けていたので、同じように悩んでいる人がいたとしたら、多少若いうちは無理してでも、絶対行った方がいい!と、心からおすすめします。

 

留学のきっかけ

中学生ぐらいの頃洋楽を聞いているのが格好良い!と思っていて、LINKIN PARKEminem, Green Day,なんかを良く聞いてて。

それもあって、なんとなく英語を喋れたらよいな~と思うようになったという、あっさいきっかけです。

 

いざ留学してみて。

留学中は、むちゃくちゃしんどかった。大変だったことはあげたらキリがないなぁー

 

・オーストラリア人喋るの早すぎ!そして訛りすぎ!もっと映画のアメリカ人みたいに喋ってくれ!!

・略しすぎ!(Cup of teaが「カッパー」だったり、breakfast が「ブレッキー」だったり、ハ????!でした最初)

・そもそも自分の名前名乗るくらいの英語力で、いきなり大学でマーケティングの話とかされても。イヤイヤイヤ。

・ディスカッションしろって、ハ???!何ゆってるのかわからないのに、自分で意見を述べるって、普通に無理!!

・普通に毎日の宿題が半端ない。英語でレポート何枚も書くとか、普通に日々の宿題で出てくる。え??!

 

留学当初は本当に、びっくりするぐらい何ゆってるかわからなくて、毎日ストレスで死にそうだった。

 

寮に住んでいて、ルームメイトがアメリカ人・オーストラリア人2人・中国人だったんだけど、当初ルームメイトのふっつーの会話すらわからず、ひたすら笑ってごまかした。今考えれば何がそんなにオカシイのかと思われてただろうに・・・

 

まぁそもそも彼らも日本人の留学生がいてもお構いなしなので、私がわかってようがなかろうが、ひたすら適当に話しかけてきて、答えようが答えまいが会話は進むという、 

カオスな状況だったので気楽ではありましたが・・

 

まぁそんなこんなで、相当大変でしたが、なんとか単位も無事取ることが出来て帰ってくることができました。

 

どうやって無事、留学生活を乗り切ったか。

留学中の勉強方法について振り返ってみる。

 

・まず大学の講義は基本全て録音する。

授業が終わったら速攻で復習&宿題をやるために録音した講義をひたすらリピート。訛りのひどい先生の授業も、とにかく聞いていたら徐々に耳が慣れてくる。

 

・海外ドラマ。

ルームメイトが皆ドラマや映画が大好きだったので、オススメを教えてもらって、皆で見たり、一人でも暇なときは字幕無しでずっと流してた。

「The big bang theory」「Friends」「How I met my mother」とかを皆で見てたりしたかな~。

 

・多読&アウトプット

大学のテキストがとにかく分厚くて(3cmはあった)それを解いてるだけで相当な多読になってた。嫌でもやらざるおえない環境だったから、しんどかった・・・

レポートも相当書いたので、アウトプットもかなりやってた。相当大変だったけど。

 

・コミュニケーション!!!!

とにかく色んな人とコミュニケーションをとる。(当たり前だけど)

私は寮生活だったので、寮でかなり沢山の人に出逢えたとおもう。

ホームステイとか、友達とのルームシェアもあるけど、個人的には寮があるなら寮に入っちゃうのがおすすめ。

日常会話って、ひとつのことを言い表すのに、いろーんな言い回しがあって、これは実際に話してみないと学べない。何が自然で何が不自然かとかも。

日本語も同じですよね。カタイニュースみたいな口調と、友達と話すときの言葉は全く違うので。

 

・思い切って日本語を捨てよう。

留学してから大体最低3ヶ月間は、日本語をほぼシャットダウン。とはいえ当初は全く英語が話せなかったので、話せもしなくて声でなくなるかと思った。その反動でめちゃくちゃ当時の彼氏とSkypeで長電話してた(意味ないwww)まぁでも、日中は絶対英語以外は耳に入れないぞって意気込んでました。

 

・発音 < 伝えたいこと

授業のプレゼンでは、オーストラリア人の子に手伝ってもらって、お手本で話してもらう⇒真似する、をひたすら繰り返して練習してました。

でも今思うのは、別に発音なんて悪くても、中身の方がよっぽど大事。

インド人とかシンガポール人の友達も沢山いたんですけど、彼らって、独自の訛りを全く直そうともしない。そりゃ、つたわりゃいいからね。

でもなんとくなく当時の私は、発音が日本人英語なのは格好悪いなぁと思って、

相当直そうとしてて、今思えばそんなことより、プレゼンの中身をもっとブラッシュアップしろよ!!!と思うわけです。

 

これは日本人にはありがちかな~と。

 

 

留学後、いま。

 

留学から帰ってきた当初は、外国人の社長のもとでインターンをして、

翻訳の仕事や通訳とかも軽くアルバイトでやってたりしました。

 

が、しかし。今の仕事では、全く英語は使ってません。残念ながら。

 

ただ、留学から帰ってきて、TOEICを受けたら920点取れたので、

これは転職活動なんかの時にもかなり大きい。

英語を使った仕事のオファーとか、じゃんじゃんくる。

もはや英語を使うことなく5年以上経過しているので、いざやれ!っていわれたらびびりますがw

 

留学することが必ずしも、将来の仕事に直結するか、といわれたらそうではないと思うけど、私は本当に行ってよかったなぁ、と思う。

もし悩んでいる人がいたら、お金がない!であきらめちゃうんじゃなく

なんとか実現させる方法を模索してほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大学4年生のとき、オーストラリアのど田舎の大学に交換留学しました。

 

 

 

偏差値45の大学で、英会話の授業もとっていましたが、それこそ中学生用か?!

と思うような教科書で勉強していただけなので、

ベースの英語力は皆無に等しかったと思います。

 

 

 

交換留学といっても、たった2セメスター(10ヶ月間)なので、正直流暢になるほどまでにはならなかったですが、なんとかコミュニケーションは取れるようになって、単位もとって、帰国後は外国人の社長の下でインターンをしたりしてました。

 

また、副産物的に?TOEICも920点取れました。

 

ただ、留学中は本当に苦労しました。

全く英語も出来ないなか、急に大学の講義に放り込まれる訳なので。

そんな中なんとか乗り切ったからこそ、TOEICの点数も結果ついてきたのかな、と思います。

 

 

しかも、オーストラリアの田舎の大学だったので、訛りがひどい。

加えてオーストラリア人って、早口なんですよね。今まで勉強してきた英語と違いすぎて、簡単な単語も聞き取れなかったです。